子供が夏になる皮膚病|管理者のつぶやき

管理者のつぶやき

子供が夏になる皮膚病
(日本SOD研究会NO、64より)
日本SOD研究会から第64回目となる会報が発行されました。
今回の内容は、「みずいぼ」や「とびひ」などの子供に多く夏になりやすい皮膚病についての記事となっておりました。
夏になると「とびひ」や「みずいぼ」・「あせも」などの皮膚病になる方が増えるのですが、昔と比べると生活環境が清潔になり、エアコンなどの冷房も身近にあるため患者さんの数は減っているようです。比較的経験されたことのある方も多いと思われる「あせも(汗疹)」は、皮膚の汚れが汗管(かんかん)に詰まったり、汗に含まれる成分によって皮膚が炎症することなのですが、あせもと言っても幾つかの種類に分けられるようです。一般的に知られるあせもで、赤い発疹ができ痒みの症状がある「紅色汗疹」や、汗管の詰まりが原因で起こり炎症しないのでで痛みや痒みがないが水疱(すいほう)ができる「水晶様汗疹」、皮膚の深い部分で炎症が起こり赤く腫れて痛みの症状が出る「深在性汗疹」があり、これらのあせも(汗疹)の予防・治療には、なるべく汗をかかないようにしたり、汗をかいてもシャワーを浴びるなどして皮膚を清潔に保つことが重要なようです。
大人への感染の心配は少ない「とびひ」とは、細菌が原因で炎症や水ぶくれができるもので、子供の口周りに出来ることが多く感染力が強いため、使用したタオルやお風呂の水などでも子供は感染する恐れがあるので、感染が広まらないように注意が必要なようです。治療には主に抗生物質が用いられるようです。
とびひは細菌の感染が原因ですが、ウイルスが原因で起こる「みずいぼ」は、とびひ同様に感染力が強いので注意が必要で、やはりどびひ同様に子供になりやすいもので、大人への感染の心配はそれほどないようです。ウイルス感染なので免疫ができ、一度かかるとかかりにくくなるのですが、免疫ができるまでには個人差もあり時間がかかるので、お子様の負担を考えると早めに受診した方が良いようです。
汗をかきやすい夏場はお子さんの皮膚を清潔に保ってあげることが、このような皮膚病にならないための一番の対策かなと思いました。万が一とびひ・みずいぼになってしまった時には、周りのお子さんに感染させない為にも注意を心がけながら、治療をしていく必要があるので、なるべくかからないように初めから注意しておくのがベストかもしれません。



PC版に切り替える